ゴルフ当日の大雨でキャンセルしたい場合のキャンセル料について
望み通りの時間に確実にゴルフを楽しむためには、事前にそのゴルフ場に予約を入れておく必要があります。しかし、予約をしたその当日の朝に大雨が降っている場合、誰もが「行きたくない」と感じるのではないでしょうか?
一般的にゴルフは雨でもできるスポーツだと言われていますが、やはり雨が降ると視界が悪くなりますし、雨が目に入って集中できないことも多いです。また、地面がぬかるむことも多いため、普段のショットが打てないどころか、普通に歩くのも困難な状況になることもあります。
例えば、プレー中に小雨が降る程度であれば気にせず続行する方も少なくありません。しかし、ラウンド前から大雨が降っており止みそうにない場合は、やはりキャンセルしたいと感じる方が多いのではないかと思います。
日本のゴルフ場のキャンセルについて
ゴルフ場によって大きく異なりますが、一般的に日本のゴルフ場に当日キャンセルを入れる場合、一人当たり1000円~3000円程度のキャンセルチャージがかかることが多いです。最近は、平日であればキャンセル料を取らないところも増えてきましたが、やはり予約した以上はキャンセルチャージがかかるという認識をお持ちの方も多いはずです。
先ほども述べたように、ゴルフは雨であってもできますし、ゴルフ場は雨だからと言って閉まったりしません。つまり、プレーできるのにもかかわらず、他の人がプレーしたかったかもしれない時間帯を押さえておいて直前でキャンセルするのだから、キャンセルチャージを取って当たり前といった考え方になるのです。
そのため、逆に言えば大雪が降ってゴルフ場全体が使い物にならない、大雨でグリーンに水たまりができてパットができない、といったプレー自体ができないような場合は、ゴルフ場がクローズすることになるためキャンセル料は取られません。しかし、そんなことは滅多にないため、基本的には当日キャンセルにはキャンセル料がつきものです。
タイのゴルフ場は?
それでは、タイのゴルフ場はどうなのでしょうか?結論から言うと、キャンセル料がかかるゴルフ場と一切かからないゴルフ場の2つに分けられます。例えばご自身でゴルフ場に電話をして予約を入れる場合、通常はその電話の会話で予約が完結してしまいます。
一般的に電話で聞かれることは
・ラウンドしたい日
・希望のティーオフ時間
・プレー人数
・予約者の名前
・電話番号
のみです。
もちろんゴルフ場によって聞かれる内容は若干異なりますが、基本的には上記の情報のみを伝えるだけなので、言ってしまえば口約束で予約をする形になるのです。こういったタイプの予約に関しては、基本的に当日のキャンセルであってもキャンセルチャージが発生することはありません。
キャンセル料がかかるケースとは?
それでは、キャンセルチャージが必要になるのはどのような場合なのでしょうか?それは、事前にゴルフのプレーフィーを振り込んだり支払ったりする必要があるケースです。タイのゴルフ場は、弊社をはじめ、どこかの仲介業者を通して予約をすることで、プレーフィーが大きく値下げされることも多いです。
しかし、安くなる代わりに前払いでゴルフ場にお金を振り込まなければなりません。それは業者を通した場合も個人で前払いをした場合も同じですが、事前にお金を振り込んでいる場合の当日キャンセルには、キャンセルチャージがかかるのが一般的です。
キャンセルチャージはいくら?
こちらは、ゴルフ場や利用する仲介業者によって額や期限が大きく変わってきます。しかし、例えば当日にキャンセルをした場合は、振り込んだ額が全額キャンセルチャージにあてられるというようなケースも少なくありません。当日だけではなく、前日や3日前のキャンセルであってもそれが適用されることもあります。
日本では、当日のキャンセルであっても全額ということは基本的にはありませんが、その代わり事前予約で定価に対して格安でプレーできるというようなことも少ないです。一方で、タイでは事前予約で格安でプレーできることが多いですが、キャンセルについては若干厳しい部分があると言えるでしょう。
キャンセルしないためにどうすればいい?
例えば、当日ゴルフ場に向かう途中に事故に巻き込まれたりといった場合は、不可抗力で当日キャンセルを余儀なくされるかもしれません。しかし、天候が原因の当日キャンセルを防ぐためには、予約をする時間帯や季節を考えることで避けられるケースもあります。
タイで雨と聞くと、やはり雨季を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?確かに雨季は連日雨が降りますし、ゴルファーだけでなく、日常生活を送る方々の中にも煩わしい季節だと感じる方は多いのではないかと思います。
そのため、雨季を避けて乾季にプレーすればよいと考えられがちですが、実は雨季であっても1日中雨が降るような日はほとんどありません。一般的にタイでは、スコールと呼ばれる夕方から夜間にかけての時間帯に、一気にドバっと振るタイプの雨が多いため、午前中であれば雨の影響を受けにくいと考えられます。
また、朝から雨に降られたとしても、通常はその雨がそのまま降り続けるというようなことは珍しいです。例えば8時ティーオフだからということで5時に起床した時点で雨が降っていたとしても、車に乗ってゴルフ場に近づく間に雨が上がってしまうということの方が多いのです。
ただし、運が悪いと朝から1日中、日本の梅雨のような雨がシトシトと降り続くこともあります。また、朝の雨、前日の夜の雨があまりにもひどかった場合、水はけの悪いゴルフ場では地面がグチョグチョになってしまうこともあります。このようなケースは、さすがに運が悪いと諦めるしかありません。
しかし、一般的には朝からのプレーは雨の影響を受けにくいです。そのため、逆に言えば雨季であっても午前中のスタートであれば雨を気にすることなくゴルフを楽しむことができると言えるでしょう。雨季は乾季に比べてプレーフィーも安いため、雨が降りにくい時間帯に積極的に予約していきましょう。